最終日
金沢信用金庫f-Biz研修生の本江です。
6カ月間の研修もとうとう本日が最終日となり、
あっという間の研修期間でした。
f-Bizモデルとして注目され、全国展開している
ワンストップコンサルティングの中小企業支援方法を学び、
当庫が顧客や地域の事業者、起業家に役立つ金融機関となるために
研修に取組んだ半年間でした。
半年間の研修では企業支援のテクニックや考え方だけではなく、
小出センター長を含め、全アドバイザーや全スタッフが
チャレンジし続けている目の前の事業者を、
本気で支援する姿勢も学ばせて頂きました。
また、私自身の力不足を改めて自覚したことで、
研修期間では改善できなかった多くの課題が明確になり、
一つひとつを解決するために成長を続けなくてはいけないという
目標と危機感を持つこともできました。
(研修期間に改善できればよかったのですが。。。)
個人としての目標以外にも今後金融機関の職員として、
「目の前のお客さま一先一先を本気で応援する」ことを仕事をする上での
目的にして、今後の業務に真摯に取り組みたいと思います。
最後になりますが、
半年間お世話になったf-Bizの皆様、
f-Bizでであった研修生や相談者の皆さん、
研修生として送り出して頂いた当庫役職員の皆様に、
感謝申し上げます。ありがとうございました。
【最終日の朝、f-Bizがある図書館屋上から久しぶりに綺麗な富士山が見えました】
深く考えること
金沢信用金庫f-Biz研修生の本江です。
研修中で口が酸っぱくなるほど、指導された一つに
物事を深く考えること!があります。
これは研修に着任した3月1日、いえ、3月3日くらいから
相当な頻度で指導してもらっているのですが、
私の凝り固まった頭では、なかなか企業支援を行う
人間にとって、必要な程度に達することができず
(今も達しているわけではないのですが…)
今も、苦悩の連続です。
相談者(顧客)の事業が現状より、
もっともっと元気になってもらうためには、
相談者の今の気持ちを考え、(正直に本音を話してくれるとは限らない)
相談者の事業の現状・将来を考え、
成功する裏付けとなる根拠を考えてリサーチして、
ターゲットを絞るためのマーケットを考え、
それを相談者のやる気に火をつけるために、
言葉を考えて、選んで伝える。。。
それを面談しながら行わなくてはいけない。
普段から深く考える習慣がついていないと、
一筋縄でできるものではないんです。
小出さんからよく発せられる言葉の一つに、
「そもそも」があります。
そもそも~と考えるということは、その時点から一歩前の段階を
考えることになるので、一つ深い思考になります。
これを繰り返すことで、物事を深く深く
考えられるようになるのですが、私は表面的な理解で
思考がストップしてしまうことばかりで、
なかなか自分を変えることができません。
これからも考え続ける癖をつける努力を継続します。
【通勤路にあるホームセンターのひまわりに癒されてます 7月下旬撮影】
それでは皆さん、今日もがんばりましょう。
一日の流れ
金沢信用金庫f-Biz研修生の本江です。
研修期間も残すところあと一週間です。。
やり残したことがないように、日々小出さんの対応をはじめ、
考え方の吸収に努めなくてはいけないと身が引き締まる思いです。
先日記事にした通り、f-Bizでの研修では自ら行動しなくてはいけないと言いましたが、
目的が決まっていれば、自ずと行動パターンも決まってきます。
今回私がf-Bizに研修に来た目的は
f-Biz流の中小企業支援ノウハウを、当庫に持ち帰ることであり、
①f-Bizの核である小出センター長の相談対応ノウハウを吸収すること
②f-Bizのワンストップコンサルティングの仕組みを理解して、当庫でどう運用するか
を念頭に、行動していました。
参考までに一日の大体の流れを表記すると、だいたいこんな流れです。
7:00 出勤
↓
7:10 新聞・リサーチ業務
↓
7:45 小出センター長とディスカッション
↓
8:30 朝礼
↓
9:00 午前の小出センター長相談対応のヒアリング
↓
12:00 休憩
↓
13:00 午後の小出センター長相談対応のヒアリング
↓
17:00 小出さんとディスカッション・リサーチ・カルテ作成
↓
20:00 退社
小出センター長は中小企業コンサルタントのフロントランナーで多忙を極め、
県外での講演や公官庁との打ち合わせなどf-Bizを不在にする日も多く、
そのような日はほかのアドバイザーの相談対応をヒアリングすることで
f-Bizの組織についての理解を深めています。
ホンゴウは静岡でなにしているんだ?と
疑問を持っていた方も多くいると思ったので、
参考までに説明させていただきました。
それでは皆さん、来週もがんばりましょう!!
【図書館が閉まった後】
裏付けをとること
金沢信用金庫f-Biz研修生の本江です。
研修期間も佳境に入っております。。。
取組むことが多くて、ブログの更新が止まっていました。
改めて、日々の中での情報発信の継続性の難しさを
実感しています。
【先日の富士山 帽子を被っていました】
f-Bizの研修で学んだことのひとつに、
裏付けをとる!があります。
企業や個人の方が新規ビジネス・新規事業を始めるのは不安ですよね。
それはなぜか?
初期投資がかかるのに、それに対する収益があるか確信・確約がないから!!
当然ですよね。それが分かれば苦労はしません。
将来の事は誰もわからないですし、新しい取り組みに対する
リターンが見込めれば苦労しません。
それでも中小企業や個人事業主は売上増加のため、現状打破のために
新しい取り組みを行う必要がありますよね?
f-Biz流支援ではどんな支援ができるか?
新しい取り組みの案に対して、f-Bizは新聞報道や
過去のf-Bizの支援事例の中から似た事例を見つけ、
この事業者の取り組みが成功しているのだから、
あなたのその事業も成功するはずですよ!
だからその事業を成功させるように一緒にがんばりましょう!
と、背中を押します。
(もちろん、事業構想によりますが)
事例を出すことで「私にもなんとかなるかも…」と思わせ、
一緒に考えようと支える姿勢を見せることで、一人じゃないと
思わせる。
これが相談者にとって、すごく心強いんです。
相談者のチャレンジ精神にさらに火をつけるf-Biz!!
私も相談者や顧客の話し相手になった時に、
チャレンジ精神に火をつけられる存在になるよう
残された期間、日々学びたいと思います。
それでは皆さん、明日もがんばりましょう!!
f-bizの中は。。。
金沢信用金庫f-biz研修生の本江です。
先日あった富士市主催の富士まつり。
街を上げてのイベントは、花火もあがり盛大な盛り上がりでした。
もちろん、一人で参加しました。
現在、f-bizで研修を受けているのは私だけなので。。。
そのf-bizなんですが、静岡県富士市にある中央図書館分館の1階と2階にあります。
言葉だけではわかりづらいと思うので、画像をいくつか添付します。
【1階 各アドバイザーの席もあり事務所を兼ねています】
【2階 センター長以外のアドバイザーはここで相談対応を行います】
小出センター長がここにf-bizを立ち上げたのは、理由があります。
①企業支援に必要なのはハードではなくソフトの人材(新しいハコモノは税金の無駄)
②図書館には人が来るので、気軽に寄れるようにした。
当庫でも企業支援に限らず、気軽に相談してもらえる雰囲気作りを
しなくてはいけませんね。
ファーストコール・バンクを目指して!
それでは皆さん、来週もがんばりましょう!!
一大イベント!!
金沢信用金庫f-Biz研修生の本江です。
先日ご案内した通り、8月3日(木)4日(金)は
f-Bizモデルを採用した自治体関係者が一堂に集まる
「全国Biz自治体交流会 Biz版地方創生会議」が
開催されました。
第一部では現在f-Bizモデルの産業支援センターを採用している
13市町の首長が、Bizモデルを採用したいきさつやBizモデルにかける
思いを語る場でした。それぞれ産業や人口が違う中で、同じBizモデルに
よって実績が残せているのは、Bizモデルがどの町でも再現できるということです!
【各Biz自治体の首長の皆様 後方は〇〇Bizのセンター長】
また、今後Bizモデルを取り入れを検討している自治体関係者の参加も多く、
各市町村が、地元中小企業を元気にするBizモデルを
注目していることが伺えました。
第二部はBiz自治体の各センター長7名と巣鴨信金の岡部さんが、各々のセンターで
実際に行った企業支援の実例をパネルディスカッション形式で紹介していました。
【各自の事例を語る センター長の方々】
第一部と第二部で60以上の自治体と総勢350名以上の方々が参加され、
自治体のほかに金融機関や
省庁関係者、企業支援団体などもいらっしゃいました。
f-Biz流の中小企業支援を、多くの方が注目しているということです。
4日(金)のf-Biz視察にも、行政関係者を中心に100名ほど参加されていました。
小出さんのミニ講和では、売上を上げる3つの方法や、
起業支援家に必要とされる3原則なども紹介しておりました。
詳細は小出さんの著書にも書かれています。
【ミニ講話を行う小出センター長】
小出さんのお話の中で、印象にのこったことは、f-Bizモデルを取り入れる自治体と、
視察に来ただけで終わった自治体の決定的な違いは「危機感」だということ。
各自治体における問題点は様々あります。若者の流出による労働人口の減少、
地元企業経営者の高齢化による廃業、事業承継問題など。
これらの問題の原因は、地域に魅力がないからであり、地域や地域企業が
魅力的であれば、都会に出る若者は減り、魅力的な企業の跡継ぎに
なりたい人も手を挙げる。
これらの問題に対して強い危機感を持っていれば自治体はアクションを起こす。
これらの問題の解決なくしては地域活性化、地方創生はなし得ないのだと
力説されていました。
いずれの問題も地域の企業一つひとつが活性化して魅力ある企業になれば、
解決するんですよね。 自治体と金融機関も持つべき危機感、地域に対する課題は
同じだと思います。 地元企業の活性化のために、危機感を持って取り組む姿勢が
必要なんだと、改めて感じました。
これは金沢をはじめ石川県も他人ごとではないと思います。
それではみなさん、今週も頑張りましょう!!