一大イベント!!
金沢信用金庫f-Biz研修生の本江です。
先日ご案内した通り、8月3日(木)4日(金)は
f-Bizモデルを採用した自治体関係者が一堂に集まる
「全国Biz自治体交流会 Biz版地方創生会議」が
開催されました。
第一部では現在f-Bizモデルの産業支援センターを採用している
13市町の首長が、Bizモデルを採用したいきさつやBizモデルにかける
思いを語る場でした。それぞれ産業や人口が違う中で、同じBizモデルに
よって実績が残せているのは、Bizモデルがどの町でも再現できるということです!
【各Biz自治体の首長の皆様 後方は〇〇Bizのセンター長】
また、今後Bizモデルを取り入れを検討している自治体関係者の参加も多く、
各市町村が、地元中小企業を元気にするBizモデルを
注目していることが伺えました。
第二部はBiz自治体の各センター長7名と巣鴨信金の岡部さんが、各々のセンターで
実際に行った企業支援の実例をパネルディスカッション形式で紹介していました。
【各自の事例を語る センター長の方々】
第一部と第二部で60以上の自治体と総勢350名以上の方々が参加され、
自治体のほかに金融機関や
省庁関係者、企業支援団体などもいらっしゃいました。
f-Biz流の中小企業支援を、多くの方が注目しているということです。
4日(金)のf-Biz視察にも、行政関係者を中心に100名ほど参加されていました。
小出さんのミニ講和では、売上を上げる3つの方法や、
起業支援家に必要とされる3原則なども紹介しておりました。
詳細は小出さんの著書にも書かれています。
【ミニ講話を行う小出センター長】
小出さんのお話の中で、印象にのこったことは、f-Bizモデルを取り入れる自治体と、
視察に来ただけで終わった自治体の決定的な違いは「危機感」だということ。
各自治体における問題点は様々あります。若者の流出による労働人口の減少、
地元企業経営者の高齢化による廃業、事業承継問題など。
これらの問題の原因は、地域に魅力がないからであり、地域や地域企業が
魅力的であれば、都会に出る若者は減り、魅力的な企業の跡継ぎに
なりたい人も手を挙げる。
これらの問題に対して強い危機感を持っていれば自治体はアクションを起こす。
これらの問題の解決なくしては地域活性化、地方創生はなし得ないのだと
力説されていました。
いずれの問題も地域の企業一つひとつが活性化して魅力ある企業になれば、
解決するんですよね。 自治体と金融機関も持つべき危機感、地域に対する課題は
同じだと思います。 地元企業の活性化のために、危機感を持って取り組む姿勢が
必要なんだと、改めて感じました。
これは金沢をはじめ石川県も他人ごとではないと思います。
それではみなさん、今週も頑張りましょう!!